米寿のお祝いの日取り、服装、挨拶、お祝いの金額、適した贈り物やお返しなどについて。
米寿は、八十八を組み合わせてみると米の字になるところから、88歳の長寿を祝います。 米寿の祝いは、本来は数え年で行うものですが、現在では還暦以外は満年齢で祝う人が多いようです。
長寿の祝いは「年祝」ともいわれ、長寿に達したことを喜び、それを記念する儀礼です。
長寿の祝いは、室町時代の末期頃から現在のように還暦、古稀、米寿、喜寿などと祝うようになりました。
還暦は 60歳、 古稀 70歳 、喜寿 77歳、 傘寿 80歳(半寿ともいう)、 米寿 88歳 、卒寿 90歳(亀寿ともいう)、 白寿 99歳 、
百寿 100歳(鶴寿ともいう)、 茶寿は108歳のお祝いを指します。
米寿の祝いは本来はは米寿を迎える本人が、餅をつかせて親戚や知人に配り、子どもや孫を集めて宴を開くものです。
最近では子供や親戚などが発起人となって宴を催し、祝意を表すということが多くなってきたようです。
米寿のお祝いの日取りは、誕生日を過ぎた適当な日を選びましょう。米寿を迎える方の健康状態や
来て頂く方たちの都合を考え、休日になることが多いようです。
主客が高齢である点を考慮し、あっさりした食べ物を用意したり、 時間が長びかないようにする、などの配慮も必要です。
本人が主催者となり米寿の祝宴を開く場合、お祝い当日は会場の入り口で、本人とその配偶者、子供などが
招待客を出迎え、家族の中の若い人がお席に案内します。招待客が着席したら、本人夫妻が末席について挨拶します。
終わりの挨拶は本人がしますが、長男などが親に代わってお礼と今後の変わらぬ厚誼をお願いしてもよいでしょう。
米寿の祝宴の服装は、米寿を迎えるご本人も招かれた方も、その会の規模や場所、祝宴の形式に合わせます。
自宅で身内中心に行われる場合は、外出着程度で良いでしょう。
米寿の祝宴がホテルなどで開かれる場合は、男性ならダークスーツ、女性ならドレッシーなドレスか、
無地か小紋の着物に紋付きの羽織など、略礼装が基本です。
米寿の祝宴に招かれた場合、心ののこもったお祝いの品をプレゼントしたいものです。
米寿の贈りとしてごく一般的なものには、ジャケット、セーター、旅行券、お酒などがあります。
米寿のお祝いのマナーとして、お元気な方には、なるべく若々しさを感じる贈り物を贈ることが大切です。
まだまだお元気でウォーキングをされる方には若々しい色味の手袋や帽子、防寒服なども良いでしょう。
米寿を迎える方が何か趣味をお持ちでしたら、趣味で使える道具などは大変喜ばれます。
例えば習字がお好きなら、硯や筆などの道具でも良いですね。米寿を迎えても趣味を持っていらっしゃるということは、益々若々しく元気でいられることでしょう。
何をプレゼントしたらよいか見当がつかない場合や、隠居なさっていて経済的にゆとりがないようでしたら実用品やお祝い金が喜ばれます。
米寿のお祝い金はいくらぐらいがよいのでしょうか?
お祝いにお金に包むなら両親で5万円くらいが一般的です。
結婚式のような「相場」は米寿のお祝い金にはありません。1〜3万円の場合もありますし 、叔父などへのの米寿のお祝いですと又金額が変わってきます。
同じ立場の人(兄弟、姉妹など)に相談して統一するほうが良いでしょう。
米寿のお返しは長寿を祝ってくれた方々に対してのお礼の意味を込めて、米寿のお返しを頂いた人が長寿にあやかるようにという意味で贈るものです。
冠婚葬祭のしきたりは地方により異なりますが、一般的な米寿祝いの対するお返しでは、赤い字で「米」と「寿」を書いた2個1重ねのお餅を配ります。米寿のお返しを赤飯でお出しする所もあります。
頂いたお祝いの金額にもよりますが、1万円程度であれば、1臼取り/2升のお米でついた直径25センチぐらいの1重ねを配ります。
お祝いの金額が1万円より多ければ、1臼づきの鏡餅に加え、内祝いとして米寿のお返しの品を適宜添えます。
頂いた金額の半額程度を目安として、お餅やさんと相談されて決めると良いでしょう。お餅専用の箱に、長寿祝い専用の熨斗紙を用意してもらえます。
米寿の内祝いには、茶わん、ぐい飲みなどの手作りの工芸品や、自筆の画書、「米」「喜」などの染抜いたした品や額や写真立てなどですと米寿のお祝いの記念の品となる事でしょう。
内祝いには米寿を祝って下さった方々へのお礼の気持ちの伝わる様なお品を用意したいものですね。